デザインリサーチを用い、完全デジタル化ではなく、慣れ親しんだアナログな広報媒体にデジタルな技法が相乗りする手法を選択しました。現状の媒体の使われ方、現地住人や関係者との対話、生活上の動線の観察などから課題を抽出し、そこからアイディアを紡いで試作とテストを行っていきました。
ビーコン技術を使い、街中の指定掲示板の前をスマートフォンを持って通り過ぎると、デジタル化された掲示板の情報が自動的にLINEアプリに配信される仕組みを制作。地域住民同士が気軽に写真や語らいができる「喫茶室」というオープンチャットを用意しました。行政・区民双方が情報発信可能なシステムを構築した。