独自開発したアプリケーションによって、3×3グリッドのスプリットスクリーン映像が一定のサイクルで自動生成されます。
オリジナルタイポグラフィ、モーショングラフィックス、実写映像素材の3つの要素に対し、トリミング方式やカテゴリ分類など、各種パラメータを細かく定義できるような設計を施すことで、コンピュータによる自動生成映像でも、全体のトーン&マナーの担保を可能にしています。
グループ会社の統合移転プロジェクトのテーマである「ONE NEC」のタイポグラフィをデザイン
天神ビジネスセンターのファサードや、ロビーに設置されたオリジナルの照明、福岡の伝統的な工芸の模様など、九州支社に関連するさまざまな事柄をモチーフとした、モーショングラフィックス
九州を想起させる、実写ビデオ素材。クライアントによるセレクション
Touch Designerによる、自動スプリットスクリーンのプロトタイピング
リリース版の開発環境には、Web技術を採用。Electronアプリとして制作しました。
映像を自動生成する仕組みは、テンプレートシステムでの実装を採用しました。レイアウトシークエンス、パラメータのランダム性などを、抽象化したテンプレートファイル(JavaScript 構造体)で定義します。再生サイクル毎に擬似コンパイルを行い、その場限りの映像を生成します。
アプリケーションは、約3分ごとに映像を生成し続けます。映像の入れ替え(および次の映像の生成中)のタイミングには、企業CIを表示し、ブレイクをはさみます。