• 2022

    NEC Entrance Installation

    インスタレーション / デジタルサイネージ / データビジュアライゼーション
    映像制作 / TV番組
  • 2022年1月、天神ビジネスセンターに移転した、NECグループ九州支社総合エントランスに常設する、ビデオインスタレーション。このインスタレーションのモーショングラフィックスおよび映像生成アプリケーションを、三井デザインテックと共同で制作しました。 「NECの先進的な企業イメージ」と「九州という土地が持つ自然や伝統文化」をモチーフとして取り入れたいという要望のもと、それらのビジュアルが常に変化し続ける仕組みを構築しました。

    製造業

独自開発したアプリケーションによって、3×3グリッドのスプリットスクリーン映像が一定のサイクルで自動生成されます。

オリジナルタイポグラフィ、モーショングラフィックス、実写映像素材の3つの要素に対し、トリミング方式やカテゴリ分類など、各種パラメータを細かく定義できるような設計を施すことで、コンピュータによる自動生成映像でも、全体のトーン&マナーの担保を可能にしています。

グループ会社の統合移転プロジェクトのテーマである「ONE NEC」のタイポグラフィをデザイン

天神ビジネスセンターのファサードや、ロビーに設置されたオリジナルの照明、福岡の伝統的な工芸の模様など、九州支社に関連するさまざまな事柄をモチーフとした、モーショングラフィックス

九州を想起させる、実写ビデオ素材。クライアントによるセレクション

Touch Designerによる、自動スプリットスクリーンのプロトタイピング

リリース版の開発環境には、Web技術を採用。Electronアプリとして制作しました。

映像を自動生成する仕組みは、テンプレートシステムでの実装を採用しました。レイアウトシークエンス、パラメータのランダム性などを、抽象化したテンプレートファイル(JavaScript 構造体)で定義します。再生サイクル毎に擬似コンパイルを行い、その場限りの映像を生成します。

アプリケーションは、約3分ごとに映像を生成し続けます。映像の入れ替え(および次の映像の生成中)のタイミングには、企業CIを表示し、ブレイクをはさみます。

Credit

  • Production: MITSUI Designtec /RANA UNITED
  • Producer: Hideaki WATANABE (RANA UNITED)
  • Project Manager: Sho NARITA (RANAGRAM)
  • Concept: FormLAB
  • Art Director, Motion Designer: Takashi AOKI (RANAGRAM)
  • Typographic Designer: Arata MARUYAMA (&Form)
  • Software Developer, Motion Designer: Gerard RALLO (RANAGRAM)
  • Motion Designer, Prototyping, Video Editing: Natsumi HASHIMOTO (RANAGRAM)
  • Technical Director: Masahide YOSHIDA (RANAGRAM)
  • Prototyping: Yuki CHIKADA (RANAGRAM)
  • Prototyping: Kohei NAKADA (RANAGRAM)
  • Video Editing: Daisuke FUJIWARA (RaNa design associates, inc.)
  • Support Designer: Eriko NAKAMURA (RaNa design associates, inc.)
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